2月28日に船橋競馬場で開催されたエンプレス杯は、牝馬限定戦の指定交流競走で、今年で64回目を迎えます。昨年の覇者でもあるワンミリオンスも出走をしましたが、1番人気に推されたのはこの馬ではありませんでした。

ワールド競馬が注目するプリンシアコメータが1番人気で、昨年末のクイーン賞を制しており、その前走のJBCレディスクラシックでも僅差の2着に入っています。そして2番人気はJRAの1000万条件戦とTCK女王盃を連勝中のミッシングリンク、3番人気はディフェンディングチャンピオンのワンミリオンスでした。

サルサディオーネが道中逃げる展開で、2番手にはプリンシアコメータが続き、そしてアンジュデジール…といった形です。4コーナーを回る時点では後ろの馬には絶望的な状況で、結果的には上位3頭は道中から前目につけていた馬たちで決着しています。

直線を向いてしばらくはサルサディオーネが逃げ粘るのかという状況でしたが、ゴール前に勝ち馬のプリンシアコメータとアンジュデジールが襲い掛かりました。2番人気のミッシングリンクは案外の成績でしたが、まだ4歳になったばかりですから今後も長期間期待が持てそうです。

勝利を収めたアンジュデジールは、父がディープインパクト、母父がフレンチでピッチという血統。ダートに転向して以降安定感のある走りを常に見せている点は大きな強みとなるでしょう。